電子書籍
2010年11月29日
インコは資本主義を超えた!?
10月初旬にチャガシラハネナガインコという中型インコを飼い始めました。
おだやかな性格のインコです。
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picoTシャツ第二弾『インコ監督』絶賛発売中です。
近くの八百屋さんにご協力いただき販売サイトの撮影をしました。
楽しいページになっていますのでpicoショップを覗いてみてください。
http://shop.picoinco.com
▼モデルのMiOさんも愛用!
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日経BP社のPC Online『iPadで読むお薦めコンテンツ』という連載で拙書『不義理なインコ』をご紹介いただきました。
▼とてもおもしろい記事なのでぜひご一読を。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20101125/1028754/?set=tw
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少し前の話になりますが日経ビジネスオンラインにて立命館大学教授の米光一成さんと対談をさせていただきました。
ほとんどインコのことしか話していませんが…暇なときにでも読んでみてください。
日経ビジネスオンライン「マイナーであればあるほど、モノは売れると思います」
“電書部”米光一成氏דインコ編集長”タカギタイキチロウ氏対談 その1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100929/216430/
日経ビジネスオンライン「コミュニティーがあればマーケティングはしなくていいんです」
“電書部”米光一成氏דインコ編集長”タカギタイキチロウ氏対談 その2
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20101019/216734/
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日々のライフログはTwitterがメインになりつつあります。
▼よかったらフォローしてください。(=´ー`)ノ ヨロシク
http://twitter.com/taikichiro
※ブログのタイトルはホッテントリーメーカで生成しました。
http://pha22.net/hotentry/
2010年10月08日
歌集『不義理なインコ』プロモーションビデオ
歌集『不義理なインコ』のプロモーションビデオをつくりました。
先日、枡野浩一さんにラジオで拙書を紹介していただきました。
渋谷スペイン坂スタジオでの公開生放送をスタジオの外から撮影した動画が素材です。
一分四十三秒の動画です、よかったらご覧ください。
『不義理なインコ』、下記リンクよりダウンロードできます。
http://www.picoinco.com/download/fugiri_na_inko/index.html
メールやツイッターなどでさまざまな感想をいただいてます。
この場を借りて御礼申し上げます。
次の歌集も出したいと思っていますが、今回歌集をつくったことで、短歌のむずかしさ、奥深さを痛感しました。
自分とインコを見つめ直そうと思います。
先日、枡野浩一さんにラジオで拙書を紹介していただきました。
渋谷スペイン坂スタジオでの公開生放送をスタジオの外から撮影した動画が素材です。
一分四十三秒の動画です、よかったらご覧ください。
『不義理なインコ』、下記リンクよりダウンロードできます。
http://www.picoinco.com/download/fugiri_na_inko/index.html
メールやツイッターなどでさまざまな感想をいただいてます。
この場を借りて御礼申し上げます。
次の歌集も出したいと思っていますが、今回歌集をつくったことで、短歌のむずかしさ、奥深さを痛感しました。
自分とインコを見つめ直そうと思います。
2010年09月24日
タカギタイキチロウ第一歌集「不義理なインコ」
会社を辞めて三ヶ月がたちました。
小鳥モノづくり集団“pico”を設立して、
サイトを運営したり、Tシャツを販売したり、イベントを開催したりしています。
この度、電子書籍で歌集を出版することになりました。
やぎさやかさんとの共著です。
タカギタイキチロウ第一歌集
『不義理なインコ』
短歌: タカギタイキチロウ
写真: やぎさやか
↓からダウンロードできます(「投げ銭」で販売します)。
http://www.picoinco.com/download/fugiri_na_inko/index.html
今年の2月13日にはじめて短歌をつくりました。
http://twitter.com/taikichiro/status/9050005132
自分に短歌がつくれるとは思っていませんでしたが、
インコについてならつくれるのではないかと考えるようになりました。
歌集にはツイッターでつぶやいた短歌の中から推敲した四十首を掲載しています。
電子書籍に帯がついてたらおもしろのではと思い、歌人の枡野浩一さんにダメもとでお願いしたところ…快く承諾していただきました。
おそらく世界初の「推薦帯文」つき電子書籍です。
主張がほぼ一種類のタカギタイキチロウ歌集の帯文を引き受けたのは、彼の情熱に圧倒されたから。企画から関わった歌集(加藤千恵・佐藤真由美)以外で、帯文を書いたのは初めてだと思う。/toiimasunomo
枡野浩一
枡野さんには短歌の内容ついても多くのアドバイスををいただきました。
短歌は独学です。
枡野さんの著書を読んで学びました。
一人で始める短歌入門 (ちくま文庫)
著者:枡野 浩一
販売元:筑摩書房
発売日:2007-06
おすすめ度:
クチコミを見る
はじめての作品が歌集というのも不思議な感じがしますが、インコに興味がある人もそうでない人も楽しめる歌集になったと思います。
電子書籍、とくにiPadを意識したデザインになっています。
写真もバックライトに照らされて映えるものを選んでいます。
電子書籍ならではのちょっとした仕掛けもあります。
どうぞよろしくお願いします。
pico - for bird lovers and more
http://www.picoinco.com/
2010年09月15日
水無田気流 VS 米光一成
同化Pプレゼンツ トークバトル 「米光一成 VS水無田気流」
http://mizunonaita-hikarukome.blogspot.com/
久しぶりにクドウ君と会って、一緒に変なイベントにいってきました。
内容はリンク先の説明を読んでください。
水無田気流さん…二年ほど前に読んだ新書の著者だということは知っていました。
社会学者で詩人、気になる存在でした。
黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望 (光文社新書)
著者:水無田 気流
販売元:光文社
発売日:2008-01-17
おすすめ度:
クチコミを見る
しかし、イベントでの水無田気流さんは想像の遥か上をいっていました。
Twitterに残したメモ書きをずらっと書きます。
1.貨幣の基本を説明。
エンデの遺言
福祉的再分配について
2.近代市民社会(J.ハーバーマス)の考え…公的領域•経済領域•私的領域
3.問い でも、必ず「合意」が導き出されるはずという前提がヤバくね?それこそが「権力」じゃない?
4.近代化と貨幣と自由、ついでに孤独
水無田「自由と孤独は表裏一体」
水無田「日本人は仕事以外のつながりがない人が多い。」
5.労働とはなにか?
6.信仰が貨幣に変換
8.自我も感情も労働する
水無田「感情はブライベートなもの」
9.日本型雇用慣行の繁栄と崩壊
10.クリエイティブクラスの台頭
技術、才能、寛容性…やっと希望の話!インコ編集長につながる話。
11.孤立が枯渇へ
12.解体したのは何?
13 不安なニッポンの私
14.幸福のパラドックス
15.愛って何?
16.西欧の「愛」概念
以上の内容を一時間半ノンストップでプレゼン、というか講義をした水無田気流さん。
めくるめく知の世界、水無田さんのトークは官能的ですらありました。
「10.クリエイティブクラスの台頭」あたりから、いま僕がやろうとしているインコ編集長の仕事と水無田さんの話が一本の線でつながり、自分は間違ってなかったことを確信したのでした。
つづいて、米光一成さんのターン。
米光さんのライフはもうゼロかと思いきや、さすがは「ぷよぷよ」を開発したゲーム作家(と書きつつ、僕は「ぷよぷよ」をやったことがない。いっしょに行ったクドウ君は大学時代、彼女と「ぷよぷよ」のやりすぎで留年したそうだ。)、独自の予言を語りはじめました。
以下、Twitterに書いたメモ。
米光予言1 上司と入社式とTVがなくなる
米光予言2 義務教育とマスコミと宮崎駿がなくなる
米光予言3 お金と労働と競争がなくなる
米光予言4 国と戦争と父さんがなくなる
水無田「米光予言、結論的にいうと無理」
米光予言5 なくなることがなくなる
うろ覚えのメモなので、違うことを言っていたかもしれません。
話が噛み合ってない、まるでコントのよう、二人の論点がちがいすぎる…会場のだれもがそう思ったでしょう。しかし、米光さんは和製ジョン・レノンとして米光流の「イマジン」を歌っていたのだから、そもそも話など噛み合うはずがないのです。
先日、丸田祥三さんのイベントの感想をツイートしました。
昨晩のネイキッドロフト「盗作かもしれない」(丸田祥三、切通理作、枡野浩一)…1本の番組を作るためタレントに何百万円ものギャラを払ってるバラエティの数倍おもしろいよ!ドキュメンタリーとドラマとバラエティが混在したカオストークライブ!http://ustre.am/:B54v
キーワードは“過剰”
過剰なひとが集まって何か行動をおこすと、危険な化学反応をおこして爆発、周囲の人たちは爆風に巻き込まれるだけ。
その場でなにかを考える隙など与えてくれないのです。
トークバトルが終わった後の質問コーナーから始まった寸劇、水無田さんのポエトリーディングに流れこむ展開は圧巻。
飯田和敏さんの演出に惚れ惚れ(飯田さんはカッコイイ)。
トークライブの模様はユーストリーミングに録画されているのでぜひ。
で、なにが書きたかったかといいますと、
僕は水無田気流さんの大ファンになりました!ということです(どーん)