2008年01月06日

鯛吉堂アワード2007 書籍部門

今年もやってまいりました“鯛吉堂アワード2007”
映画・書籍・音楽・ボードゲーム・ニコニコ動画・TaiTube・Cafe de Nazの7部門。

本日は書籍部門の発表です。

■第1位「反転-闇社会の守護神と呼ばれて」(田中森一)
読み応えのある一冊でした。
田中森一の他の著書は読んでいません。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

■第2位「クワイエットルームにようこそ」(松尾スズキ)
「宗教が往く」は読破するのに苦労しましたが本書は文字数もほどよく、内容もおもしろかったです。
映画はまだ見ていませんがどのように映像化されているのか楽しみです。

クワイエットルームにようこそ

宗教が往く

■第3位「インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序」(谷脇康彦)
昨年はネット関係の仕事をしたのでネット関連の本をわりと多く読みました。
中でも本書が一番わかりやすく勉強になりました。

インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序

■第4位「夜露死苦現代詩」(都築響一)
選ばれている題材が絶妙で感心した一冊です。
都築響一の「賃貸宇宙」はトイレ本として重宝しています。

夜露死苦現代詩

賃貸宇宙―UNIVERSE for RENT

■第5位「自壊する帝国」(佐藤優)
「反転」とおなじく読み応えのある一冊でした。
佐藤優の著書は本書と「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」を読めば十分かと思います。

自壊する帝国

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて

振り返ってみると昨年もあまり本を読んでいません。
お金がないので図書館で本を借りることが多かったです。
今年も図書館をうまく活用していきたいと思います。

以下は次点です(順不同)。

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

天才になりたい

砂漠

鈍獣

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

被告人、前へ。―法廷で初めて話せることもある

ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか

東京大学「ノイズ文化論」講義

官僚とメディア

NHK問題

次回はTaiTube部門をお届けします。

■鯛吉堂アワード2007
映画部門

■過去記事:鯛吉堂アワード2006 書籍部門

tai_kichi_ro at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!鯛吉堂アワード 

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