2006年12月16日

ビデオニュース・ドットコム

テーマは「日本にとってエイズはまだ対岸の火事なのか」
ゲスト(PART1):山本直樹氏(国立感染症研究所エイズ研究センター長)
ゲスト(PART2):及川健二氏(ジャーナリスト)

今週は具体的な話が多くてわかりやすい内容だった。

エイズで思うことが2つある。

ひとつめは、数年前にとある企業VPの仕事でバンコクにいった時の話。
当然のことながら現地駐在員の人たちは女遊びに興じている。
現地の愛人や売春婦の話を悪びれることなくする。
その人たちに「そんなに遊んでいてエイズの心配とかしないんですか」と聞いてみた。
駐在員の人たちはあっけらかんとこう答えた。

「エイズが怖くてバンコクには住めませんよ!」

一体、東南アジアで夜な夜な遊びに興じている企業人おそび公務員の方々はどのレイヤーに属しているのだろうか。

ふたつめは、夜回り先生こと水谷修氏がETV特集の講演で話していたエイズで壮絶な死を遂げたある女子高生の話。
夜回り先生はエイズで死ぬ悲惨な少女のプロセスを克明に話した。
その話にあまりリアリティを感じなかった。
正直なところ「かなり誇張して話してるのでは」という疑問がうまれた。
夜回り先生の講演を聞いた生徒ははたしてどんな感想をもったのだろうか。

それにしてもNHKは夜回り先生が大好きだ。
夜回り先生の番組を頻繁に再放送をしている。
今年の元旦にまで再放送していた。
最初に夜回り先生の番組を見たとき、これはネタではないかと思った。
確信犯で番組を作っている感じがした。
しかし、そうではなかった。
NHKの編成に夜回り先生信者がいるのだ、きっと。

丸激のゲストに夜回り先生を希望する。
宮台先生と夜回り先生ー夢の競演だ。

tai_kichi_ro at 00:48│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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